アルゼンチンいけこのブログ

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過去15年の傾向①

 こんにちは。今日は2001年以降のアルゼンチン共和国杯の傾向をざっくり分析していきます。4着くらいまで見ていけばよいかなと思います。2002年は中山代替開催(ちなみに勝ったのはサンライズジェガー, 翌年天皇賞ヒシミラクルの2着)なので分析対象から外します。

 

①ハンデによる紛れはあるのか

 7番人気以下かつ斤量55kg以下(3歳馬は53kg以下)の出走馬のうち, 3着以内に入ったのは

 

 〇 11年3着カワキタコマンド (牡4, 8番人気55kg/その後は凡走を続け引退)

 〇 10年3着コスモへレノス (牡3, 9番人気51kg/同年のステイヤーズSに優勝)

 〇 05年2着マーブルチーフ (牡5, 14番人気55kg/翌年京都記念3着)

 〇 04年2着テンジンムサシ (牡3, 8番人気50kg/その後障害OPを一勝)

 〇 01年3着シングンオペラ (牡3, 8番人気49kg/降級500万下も勝てず引退)

 

以上の5頭。ハンデのおかげで穴馬が買える!とは明確には言えないと考えるべきでしょう。まあ統計的に見れば大体どのハンデキャップ競走も同じなのでしょうが…ちなみにこれを4着まで広げると一気に7頭増えます。

 つぎに斤量負担57kg以上かつ3番人気以内で馬券になれなかったのは

 〇 14年ホッコーブレーヴ (1番人気14着)

 〇 12年ギュスターヴクライ (1番人気6着)

 〇 11年ビートブラック (2番人気5着)

 〇 09年ジャガーメイル (1番人気5着)

 〇 07年ネヴァブション (1番人気8着)とトウショウナイト (3番人気14着)

 〇 05年デルタブルース (1番人気5着同着)

以上の7頭。2009年は3連単90万円超えの大荒れ(なんでミヤビランベリが11番人気だったのかがちょっとわからないですが…)。これに関しては隙あらば人気切りしてもよいと見ます。たとえば今年フェイムゲームが人気するのであれば, 

 

 ① 去勢放牧明け (詳しくは1頭ずつ見ていくときにデータで示したいと思いますが, 虚勢放牧明けの馬はまあ走りません)

 ② すでにこのレースは勝利しており, アルゼンチンの力はほかの馬が授かるべき

 

などいう風にして軽視します。至極妥当です。

 

② 走る血統

 ひとまずロベルト系を重視したいです。スクリーンヒーロー産駒なんかはわかりやすいです(そもそもスクリーンヒーローもこのレース勝ってる)し, 母父ブライアンズタイムなんかもそうですね。過去10年で父または母父ロベルト系の好走馬をハイライトしました。ちなみに2005年以前はいませんでした。

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過去10年でロベルト系が馬券に絡まなかったのは2013年だけ。これは買い要素と言って問題ないでしょう。次回も傾向の続きになると思います。